SPECIALTY
ADEVANCED MEDICAL CARE
CTは解像力に優れており、数ミリの病変まで検出する事ができます。当院にある80列マルチスライスCTでは、より微細な病変も短時間かつ低被爆で鮮明に描出することができます。
腫瘍性疾患、骨関節疾患、胸・腹部疾患、脳腫瘍など、様々な疾患に対して非常に有用性の高い診断装置です。
撮影速度が速いので、無麻酔でのCT撮影が可能なケースもあります。
内視鏡検査では、他の方法では観察することが出来ない、胃や腸の内側を見て検査をすることが出来ます。そのため、病変部位と思われる部分の組織を見て採取する事ができ、肉眼的な診断だけでなく、病理組織検査をすることが出来ます。誤って飲み込んでしまった異物も食道や胃から摘出することが出来ます。
全身麻酔が必要となりますが、日帰りで行う事の出来る低侵襲な検査です。お腹を開けて行う手術とは異なり、痛みも体への負担も最小限です。慢性嘔吐や下痢、食欲不振、体重減少などの症状に対して有用性の高い検査です。
当院では、複数の太さや長さの内視鏡を取り揃えておりますので、さまざまな体格の犬猫に対応しています。また、栄養チューブ(食道・胃チューブ)の設置など、内視鏡下特殊処置にも対応しております。
超音波検査では、超音波を用いて体内の臓器を調べます。
超音波診断装置は体内からの反射波をコンピュータ処理し、画像化します。その画像を見て、病変の有無を確認したり、大きさ、形状、深さなどを確認・計測します。体内に針を刺してサンプルを採取したり、体内の病変の位置を確認しながら検査や治療をすることができ、腫瘍や炎症、結石などの診断を行うことができます。また、映し出される画像は、リアルタイムの動画なので、心臓などの臓器の動きの確認、血流動態の観察などにも有用です。
なお、検査時の痛みや放射線被爆の心配もありません。
当院では複数の超音波診断装置と各種プローブを用意していますので、その時に最も適する装置を使用してより精度の高い超音波検査を行う事ができます。
当院のレントゲン検査装置は、レントゲンフィルムを用いずに、デジタル化された高画質な画像情報を得ることができ、低被爆で撮影できます。
高精度の画像撮影を行えるだけでなく、画像のコントラストやサイズの変更、過去の画像との比較など可能で、細やかな診断ができます。また、撮影した画像は、モニターで共有できるので、飼主様にレントゲン画像をお見せしながら、病状をご説明することができます。
また、手術室にもレントゲン撮影装置を設置しており、整形外科手術などでは術中にレントゲン撮影を行い、より正確な手術を行う事ができます。
SPECIALIZED MEDICAL CARE
当院では、活性化自己リンパ球療法という再生医療を行っています。
この療法では、採血した血液から、「リンパ球」(ガンや細菌などと戦う兵隊、免疫細胞)を分離し、約2週間かけておよそ1000倍に増殖・活性化させた後に点滴で本人の体内に戻します。これによって、免疫力が上がり、増えたリンパ球がガン細胞と戦ってくれます。
通院で行える副作用のほとんどない、体に優しい最先端のガン治療です。
手術・抗ガン剤・放射線療法と異なり、体調が悪くても可能です。白血病及び一部のリンパ腫を除くほぼ全てのガンに対して行うことができます。
体内では常にガン細胞が生まれており、リンパ球などの免疫細胞が戦って退治してくれています。しかし、免疫力を上回る勢いでガン細胞が増えてしまうと、ガンが健康を脅かすようになります。自分の免疫力では抑えきれないため、ガンが進行していくのです。
・再発予防
総合的な免疫力を高めて、ガンの進行抑制や摘出後の再発予防が期待されます。
(※大きなガンを小さくする効果はあまり期待できません)
・QOL(生活の質)の改善
抵抗力が上がり、食欲が出る、活発になるなどの生活の質の改善が期待されます。
・相乗効果
抗ガン剤や放射線療法などの併用で治療効果が高まることが期待できます。
・副作用
自身のリンパ球を体内に戻しますので、副作用はほとんどありません。軽度の発熱がみられることがあります。
まず採血を行います。これを用いて当院内の細胞培養室にてリンパ球を分離・培養します。
一般的には約2週間の培養期間で、点滴するに十分なリンパ球数に増えます
個体差があり、さらに期間を必要とする場合もありますまた、免疫が重度に低下しているとリンパ球が増殖しない場合がありますが、当院では様々な免疫刺激剤や漢方薬により、このようなケースが最小限になるように対応しています。
リンパ球が増えた段階で点滴で体内に戻します。基本的に、点滴した当日に次の培養のための採血をおこないます。通常は6回を1クールとしています。
その後の治療についてはガンの進行や体調をみて飼い主様と相談します。
ACUPUNCTURE
主に神経麻痺(椎間板ヘルニアなど)の症状の犬を対象として、鍼治療を行っています。
症状によって変わりますが、週に数回、鍼治療を行います。詳しくは、獣医師にご相談下さい
椎間板ヘルニアで通院していたミニチュア・ダックスフントのルイ君です。
鍼治療開始時の様子です。
投薬治療を1週間行いましたが後躯麻痺は改善せず、自力歩行ができない状況でした。
この日から、鍼治療を開始しました。
週に2回鍼治療を行いました。
まだヨタヨタしていましたが自力歩行が可能になりました。
はしゃいで走ったりとび跳ねたりすることができています。
発症する前の動きをほぼ取り戻しました。
この後数回鍼治療を行い治療を終了しました。
鍼治療の効果には病状や犬種など、個体差があります。
EXOTIC ANIMAL PRACTICE
犬猫診療の他にエキゾチックアニマルの診療も行っています。
一般的にエキゾチックアニマルとは、ウサギ、フェレット、齧歯類、鳥類、爬虫類などの犬猫を除く様々な種類の動物のことをいいます。
診察ができる獣医師は限られますので、必ず電話での確認の上、午前は11:30までにご来院して頂きます様お願いします。
診療対象動物:ウサギ・フェレット・ハリネズミ・フクロモモンガ・齧歯類・鳥類・爬虫類など。上記以外の動物、詳しい内容については、電話でお問い合わせ下さい。